ミノキシジルでむくみが出るってホント?

ミノキシジルでむくみが出るミノキシジルを使用した際の副作用として、むくみがあります。

むくみとは身体の細胞内に水がたまり、足や顔など身体の部位が腫れてしまう状態です。よくお酒を飲んだ翌日などに顔が腫れぼったくなったりすることがありますが、そのような状態がミノキシジルの使用でも引き起こされる可能性があるのです。

飲酒などによるむくみは腎臓の機能が弱まり利尿作用が低下したことにより発症してしまいます。

では、ミノキシジルの使用でむくみが出るのは、腎臓機能が弱まるせい?と思うかもしれません。多くの医薬品は服用後に肝臓で解毒され腎臓から尿として排出されます。そのため肝臓・腎臓に負担がかかってしまうものです。

ミノキシジルも例外ではなく使用することで少なからず肝臓・腎臓に負担がかかり、利尿作用の低下=むくみとなってしまうことがあります。そのため、重度の肝臓・腎臓の疾患がある方はミノキシジルの使用はできないことになっているのです。

ただ、ミノキシジルの使用によるむくみは腎臓機能低下によるものではなく、ミノキシジル特有の作用によって引き起こされるケースが多いようです。

ミノキシジルには血管拡張効果があるのですが、血管が大きくなり血液循環が良くなると血管内の血液濃度が薄くなります。すると体内では低くなった血液濃度を元に戻そうとする反応が起こり、血管から周りの細胞に水分を排出します。これにより周りの細胞に水がたまってそれがむくみとして表れるのです。

ミノキシジルの副作用の中には体重増加もありますが、これもむくみによって水がたまってその分が体重増加に繋がっているのです。

もしミノキシジルを使用し始めてからむくみが出てしまったという場合、ミノキシジルを使用している限りそのままではむくみが解消されることはないでしょう。運動やマッサージ、サプリメントなどでむくみ対策を行うか、ミノキシジルの使用をやめる、もしくは使用する間隔を空けるという対策も必要になるでしょう。

ただ単なるむくみと思い、軽く考えていてはいけません。

水が溜まるのが心臓などの部位に至ると心臓機能が低下して心不全が引き起こされることもあるのです。そのため、まずは信頼できる病院・クリニックで診察を受けることが必須です。

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むくみは怖いのでミノキシジルを使用しない方がいい?

ミノキシジルではむくみが発症し、最悪の場合には命の危険もある。これだけ聞くとミノキシジルは使用しないほうがいいだろう、と思う人もいるのではないでしょうか。確かにたかが薄毛を解消するために命を懸けるわけにはいかないと思うのも当然でしょう。

ただあくまで可能性があるというだけで、実はそこまで深刻な状態に陥ることはまずあり得ません。用法・用量を守り、むくみの症状が出たら診察を受ける、これだけ徹底すれば何の心配もいりません。

またひどいむくみが発症する可能性があるのは内服薬タイプのミノキシジルタブレットであり、外用薬タイプのミノキシジルを使用するのであれば、むくみを発症しないことがほとんどです。またミノキシジルタブレットはクリニックでしっかり診察を受け問題がない場合のみ処方してもらうのであれば安全でしょう。

ただ、気をつけなければいけないのは、ミノキシジルタブレットを通販で購入した場合です。

クリニックで処方してもらう場合にはミノキシジルタブレット代+診察代なども掛かりますし面倒くさい、そのため気軽に購入できるインターネット通販を利用する方も多いのです。

確かに簡単に入手できるのですが、医師の診察を受けずに服用するのは危険ですし、通販の場合は偽造品も多く出回っているためミノキシジルの濃度やその他の配合物がどうなっているのか分かりません。

そのようなものを服用すれば重篤なむくみを発症する可能性も否定できません。

実際、病院・クリニックによっては診察代無料、薬代もリーズナブルで費用面では通販と大差ないところもあります。1ヶ月あたり数百円、数千円を節約して命の危険を冒すのとどちらがいいのかは、いうまでもありませんね。

クリニックに相談して、安心して治療をすすめましょう!

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