ミノキシジルをやめると、再び薄毛が進行?
実際ミノキシジルの使用をやめてしまうと再び薄毛が進行してしまう可能性は非常に高いです。
何らかの病気で薬を飲んでいる場合だと、その病気が治れば薬の服用もやめられます。皮膚病も完治すれば薬を塗るのをやめられるでしょう。
ミノキシジルも「薄毛治療薬」ではありますが、実際には薄毛になっている原因を治すのではなく、血管を拡張させ血流を良くして毛母細胞や毛乳頭を活性化させるというものです。
そのため、使用をやめればまた血流が悪くなり薄毛が進行してしまうのです。ミノキシジルにばかり頼っていれば、その反動は大きくミノキシジルを使用する前よりもさらに薄毛が進行してしまう可能性もあります。
ミノキシジルとは一生付き合わないといけないの?
ミノキシジルの使用をやめたら薄毛が進行するのなら、ずっとミノキシジルは使い続けなければいけないのでしょうか。
ただミノキシジルは使い始めたら絶対にやめてはいけない、やめたら確実に薄毛になる、というものではありません。あくまでミノキシジルに依存している方はやめられないというだけで、その他に対策を講じていれば状況に応じてはやめることも可能です。年齢を重ねるに従い身体も弱っていき副作用が強く出てしまうこともありますから、むしろやめる方向でいなければいけません。
薄毛になってしまう原因は食生活、肥満、ケア不足などいろいろあるもので、それらが重なり毛母細胞に栄養が届きにくくなるのです。
また、ミノキシジルをやめるといっても、ある日突然やめてしまえばやはり薄毛が進行するかもしれません。
突然やめるのではなく、状況に応じて使用回数を減らしていき、最終的にやめる方向でいきましょう。
ただ、その際には自分の判断で決めてはいけません。自己判断で使用をやめるとせっかく快方に向かっていたのに一からやり直しになってしまう場合もあります。一からやり直しても、年齢が高くなればなるほど回復しにくくなるため、ベストな状態にまで回復するとは限らないので、しっかり医師の診察を受け相談して決めていきましょう。