薄毛・AGA治療薬は数多くありますが、中にはジェネリックも存在します。よく知られているのは『プロペシア』(Propecia)ジェネリックですね。
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- 『フィナステリド錠』(Finasteride)
- 『フィンペシア』(Finpecia)
- 『フィナロイド』(FinaLloyd)
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など多くのジェネリックが流通しています。 では、ミノキシジルにジェネリックは存在するのでしょうか。インターネット検索においても「ミノキシジル ジェネリック」と検索される方が多いらしく、みなさん気にされているようです。今回は、ミノキシジルのジェネリックについてお伝えします。0
外用剤
ミノキシジルを含んだ薬剤には外用剤と内服薬がありますが、まずは外用剤に注目してみましょう。 世界で一番最初に登場したミノキシジル製剤は、外用剤の『ロゲイン』(Rogaine)です。アメリカのアップジョン社という製薬メーカーが1980年代に開発した薬剤で、登場から約30年経ちます。よって、現在ではロゲインジェネリックも数多く登場しており、00
- 『カークランド』(Kirkland)
- 『ポラリス』(Polaris)
- 『フォリックス』(Follics)
- 『ツゲイン』(Tugain)
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などが広く知られています。外用剤は簡単に言うと塗り薬ですが、ローション状のもの以外にフォーム状のものもあります。また言うまでもないかもしれませんが、各種ロゲインジェネリックも先発薬のロゲインと同じ成分・同じ効能なので、しっかりとした発毛効果が期待できます。1
ちなみに日本でよく使われている外用剤は大正製薬の『リアップ』ですが、リアップもロゲインと同じ成分や効能です。大正製薬は1985年にアップジョン社と開発・製造・販売権の導入契約を結び、1999年から販売を開始しています。ロゲインが登場した時の衝撃はものすごく、男性は強い衝撃を受けたようですが、今ではリアップの方が知名度があるかもしれませんね。2
ロゲインやリアップなどのミノキシジル外用剤は、日本皮膚科学会でも「AGA治療において強く勧める」との位置づけになっており、日本でもミノキシジルは広く使われ、効果を実感されている方が多いです。市販の育毛剤と違い、ミノキシジルはきちんと「発毛」効果があるのです。0
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内服薬
ミノキシジルはもともと、高血圧症治療薬として開発されていた段階で多毛の症状が見受けられたため、発毛薬として再開発された経緯があります。よって、一番初めのミノキシジルの内服薬は、高血圧症治療薬『ロニテン』(Loniten)ということになります。0
現在では高血圧症の新薬が続々登場しているので、ロニテンは高血圧症治療薬として使われることはほとんどないようですが、ミノキシジルの内服薬として現在でも薄毛・AGA治療として使われています。またロニテンは1980年代に認可された薬剤のためジェネリックも多く販売されており、先に登場したロニテンを服用するユーザーは少ないものと考えられます。ロニテンではなく『ミノタブ』と言ったほうが一般的で、わかりやすい時代になったといえるでしょう。4
ミノタブは数多く登場しており、一例を挙げますと、0
- 『ミノキシジルタブレット』(Minoxidil Tablets)
- 『ノキシジル』(Noxidil)
- 『ロニタブ』(Lonitab)