髪に良いレバーのその理由と美味しい食べ方について
■抜け毛予防に苦手でも食べやすいレバーのレシピ
レバーには、ビタミンA、ビタミンB群、鉄分、葉酸、ビタミンB6の一種であるピリドキサミン等が多く含まれ、貧血防止や抜け毛予防に効果があると言われています。日本では、食用に用いられる家畜などの肝臓のことを指し、牛・豚・鶏の3つが主流です。そして、牛や豚のレバーは、二日酔いなどにも効果的と言われます。
髪に良いと言われる理由は、レバーのタンパク質が髪を作る元となり、ビタミンB群などがその質を高めるお助けアイテムとなるからです。
しかし、レバーはカンピロバクターなどの病原体が付着しやすい部位なので、調理の際は充分な加熱が必要です。特に豚にはE型肝炎ウイルスなども含まれる可能性があり危険です。牛のレバーは一昔前までは生食でも食べることが許されていましたが、近年は飲食店においても加熱義務が課されています。
レバーには、独特の臭みがあるため、調理の際にはニラなどにおいの強い食材と組み合わせたり、生姜などの薬味を加えたりする事が多いです。
髪に良いと言われるレバーを使った、レバーが苦手な人にも食べやすいオススメレシピをご紹介します。まず、特有の臭みを取り除くためには、下処理が大事です。血抜きをしっかりして、牛乳やお酢等に浸しておくと臭みはずいぶん和らぎます。鶏を使った場合は、下処理の際にマヨネーズに漬けてフォアグラの味に似せたものを焼いたものはどうでしょうか。
香味野菜のソテーを添えたり、バターやオリーブ油で焼くなど香り付けすると更に食べやすいです。ガーリックチップを添えても美味しいです。煮物の場合は、しょうがと砂糖、醤油で煮込んだもつ煮ならこってりした味付けで食べやすいです。
日本で主流の3種のレバーの中では、鶏が一番レバーが苦手な人には食べやすいかもしれません。豚や牛の場合も、香味野菜と炒めたり煮込むことで食べやすくなります。