■ビタミンEたっぷり頭皮の血行改善レシピ
ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一種で、トコフェロールとも呼ばれます。自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類などの光合成生物により合成されます。ビタミンEを多く含む食材には、ひまわり脂、コーン油、オリーブ油、キャノーラ油、大豆油などの油脂類、アーモンドや落花生、大豆などの種実類、キャビアやいくら、たらこなどの魚卵類、青魚やマヨネーズがあります。
ビタミンEが欠乏すると、未熟児においては溶血性貧血、深部感覚異常、小脳失調の原因になることが知られており、その他の年齢層においても、不妊症や筋委縮症等の原因になると言われていますが、現代の日本人の食生活では、欠乏症の心配はあまりありません。
ビタミンEの過剰摂取は、骨粗鬆症の原因になると言われています。油溶性のため体内に蓄積されやすいですので、髪に良いからと言って一度に大量に食べるのは危険です。毎日適量を摂ることで、頭皮の血行改善に効果的な栄養素となり、髪を元気にするお役立ちアイテムとなります。
髪に良いビタミンEが摂れるオススメレシピをご紹介します。まずは、魚卵を使ったものです。
潰したじゃがいもと、マヨネーズ、たらこ、キュウリ、玉ねぎ等を混ぜたポテトサラダは、ダブルの食材でオススメです。たらこが良い調味料になり、塩コショウ要らずです。また、たらことじゃがいも、玉ねぎだけにして、コロッケにするのもオススメです。
揚げ油は、上記に記載した油脂類を使用すれば、こちらもダブル使いとなります。和風の場合は、手巻きずしや海鮮ちらしずしといった寿司類がオススメです。寿司の具として、いくら、ツナマヨ、さんま等が使えるからです。
中華では、青魚の竜田揚げ、イタリアンではたらこスパゲティーなどなら、揚げ油・炒め油の工夫でダブル使いとなります。
>>たらこパスタの作り方